現在、新型コロナにより、『家で出来る趣味』が注目されていますが、
楽器を趣味に!と考える方が急増しています!
その中でダントツの人気はアコースティックギターです!
私の生徒さんはもちろん、関係しているスクールなどでも、
アコギを始められる方の増加傾向は続いています。
今回はこれからアコギを始められる方で、購入を検討されている方に、
ギター購入時に覚えておいて欲しいポイントのお話しをしていきます。
- ギターを購入したいがギターの事が分からない
- ギターの種類について知りたい
- 選ぶ時のポイントを知りたい
- 値段はいくらのを買えばいい?
など、特に悩むポイントをまとめました。
『アコギ』とは?
突然ですが、アコギとは『アコースティックギター』の略です。
アコースティックギターとは、
- フォークギター
- クラシックギター
- エレクトリックアコースティックギター
など、アコースティックなギターが全て含まれる略称です。
ですが一般的には、
- フォークギター.........『アコギ』
- クラシックギター..........『ガットギター』や『ナイロン弦』
- エレクトリックアコースティックギター.......『エレアコ』
と呼ぶ事がほとんどで、たぶんこの記事をご覧のあなたが探しているのは、
フォークギター......『アコギ』
だと思います。
ちなみに『エレクトリックアコースティックギター』は、アコギに『ピックアップ』という専用のマイクを付けて、エレキギターのようにアンプなどに繋げるようにしたもので、ギター本体はアコギと同じです。
アコギの仕事。
近年の音楽シーンおいて、
アコギに求められる仕事はどんどん増えてきています。
アコギの主な仕事は、
- 弾き語りでコードを弾く
- メロディを弾く
- バンドの中でアンサンブルする
- DAWで制作された音楽の中で録音し使用される。
- ソロギター(ギターインスト)
昔から変わらない部分も多くありますが、特にソロギターに関しては、
ここ十数年でプロアマ問わず、演奏レベルがとても上がりました。
押尾コータロー
アンディ マッキー
住出勝則
こんなにギターが弾けたら楽しいでしょうね!笑
ちなみに今年、私の生徒さんになられた方にお聞きして、ダントツの支持率は、
あいみょん
みんな、あいみょん弾きたいらしいですよ。笑
アコギの種類
一般的にアコギといってもいろいろな種類があります。
素材や形、機能などさまざまです。
今回はメーカーを限定して、同価格帯のギターを見ていこうと思います。
同価格帯の3機種を紹介
今回紹介するメーカーは『YAMAHA』です。
なぜヤマハを選んだかといいますと、
- アコギ老舗メーカーである
- 初心者〜プロまで幅広いモデルを制作している
- 過去の技術を生かしつつ、進化したテクノロジー開発にも取り組んでいる
- コスパが良い
- ハズレが少ない
- 国内特約店が多く、メンテ、保証もしっかり対応してくれる。
アコギは「悩んだらYAMAHA」と言われるほどです。
それではヤマハの人気シリーズ『Lシリーズ』3機種をみていきます。
YAMAHA LL6

- 表板:イングルマンスプルース単版
- 裏側面板:ローズウット
- 価格:60,000円(税別)
昔ながらの一般的な『フォークギター』と言えばLLです。
ボディが大きいので低音感もあり、とても暖かみのあるサウンドです。
*画像のモデルはちょっと前のモデルですので、表板の色が茶色っぽいですが、
現在のモデルは白っぽい見た目になってます。
YAMAHA LL6 ARE (Natural)《エレアコ》【送料無料】(ご予約受付中)
LS6

- 表板:イングルマンスプルース単版
- 裏側面板:ローズウット
- 価格:60,000円(税別)
LLシリーズより、少しボディは小さめなLSシリーズ。
一般的には女性や身体の小さい方にオススメと言われてますが、
女性がLLを使用するパターンも多いので、それほど気にする必要はありません。
抱えてみて、自分にしっくりくるモデルを選べばokです。
サウンドはボディが小さめなので、LLより低音感がなく、すっきりシャープなサウンドが特徴です。
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LJ6

- 表板:イングルマンスプルース単版
- 裏側面板:ローズウット
- 価格:60,000円(税別)
一般的には『ジャンボ』と呼ばれるモデルです。
ボディ下が丸く大きくなっているのが特徴です。
サウンドはLL同様、低音感がある暖かいサウンドです。
ネックの握りがLL、LSに比べて少し太めです。
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機種の比較をしてみる
LL、LS、LJの3機種を見てきましたが、
素材に関しては一緒です。
3機種を比べる上での違いは、
- ボディの大きさ
- サウンド
- 弾きやすさ
になると思います。
では実際に気にして欲しい大まかな項目を見て行きましょう。
1、ボディの大きさ
まず初心者さんであれば、気にしてほしいのはボディの大きさです。
抱えてみた感じが一番良いを選びましょう。
あくまで自分の感覚で良いです。ギターが分からなくても、持った感じがどうかは判断出来ると思います。
2、サウンド
弾く人により、弾き方や強さなどが違います。
購入する時は、ギターを使う人が鳴らしてみるべきです。
たとえコードが分からなくても、開放弦でも構いませんので鳴らしてみてください。
音量感や音質など、自分で気持ちよいと思えるものを選びましょう。
3、押さえやすいかどうか
- ネックが反っている
- ナット、サドルが高すぎる
- ブリッジ部が浮いてきている。
新品のギターで上記が起きているようなギターは、そもそも購入してはいけません!
特に初心者さんは。
4、ケース
購入したい楽器にケースが付いているか確認しましょう。
ケースが別売りだったので、ケース代で費用がかかってしまい、結果予算オーバーしてしまう事もありますので、
購入を決める前に確認しておきましょう。
ケースには
- ソフト
- ハード
- セミハード
などがあります。オススメはセミハードか、厚めのソフトケースが軽く耐久性もありオススメです。
*ケース選びは必ずサイズを確認しましょう。入らない、大き過ぎなどにならないように注意しましょう。
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5、安く買うにはお店で買うか、ネットで買うか。
お店とネット、買うならどちらが良いの?
答えは、ギターに直接触れるお店が良いと思います。
しかしネットの方が価格が安い場合が多いです。
ギターは直接触らずに買うのはちょっと危険な楽器ですので、
ネットで買うにしてもお店や触れる場所などで直接触ってみる事をおすすめします。
ただギターは木ですので、1本1本違います。
木の節や材料の状態により、鳴りも変わってくるのがギターの特徴です。
価格帯は予算もあると思いますが、
上記で紹介した50,000~60,000円ぐらいの価格帯モデルをオススメします。
2~3万クラスのものでも全然弾けますが、5~6万クラスに比べ正直弾きづらいです。
材質はそれほど変わらないのですが、ある程度調整され弾きやすくセッティングされています。
その調整にかかるコスト分価格は高くなっていますが、それを高いと感じるかどうかは使う方次第です。
私はストレス無くギターが弾きたいので、ある程度調整されたギターを好んで使っています。
5万クラスのギターでもしっかり選べば、とても良いモデルに巡り会うと思います。
まとめ
今回は初心者さんが1本目のギターを購入する時のお話をしてきました。
お話ししてきた以上に、ギターはもっともっとマニアックな選び方が出来る楽器です。
材質、その材料の産地、どのメーカーの誰が作ったものか、パーツの種類など....
あげるとキリがないほどたくさんの項目があります。
ただあなたが徐々にギターを弾けるようになり、鳴りや材料に関しても知識が増えてくれば、
その辺りも参考にしつつ、ギターを自分の知識や感性で選ぶ事が出来るようになります。
でもそれは2本目以降のギターを買う時の楽しみにしておきましょう。
ギターを弾けるようになる事が、あなたの知識や感性を成長させる唯一の方法ですので。
あなたに長く付き合える良い楽器が見つかる事を祈っています!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた次の記事で!
弦高が高いのは、