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リズムを理解する、感じる事の大切さをお話しします!

今日はリズムについてお話します。

 

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リズムを取る事の重要性。

よくレッスンでやるのが、リズムを落として演奏をする方法。
もちろん慣れてきたら、ちょっとずつテンポを上げていきます。
きっとこれはどの楽器の先生もやっていると思われます。

それに関係して何度かあるのですが、生徒さんから「先生、テンポ遅すぎて弾けないわ〜」と言われる事があります。
「私はもっと早くても弾ける!」アピールも多少あるのでしょうが、
それを言った方で、テンポを上げてみて、結果上手に弾けた方はいません。
なぜならとても大切な事を理解していないからです。

とても大切な事。
それはリズムに従い、数える力を身につける

例えば、1日が遅すぎるでの早くしてと文句を言う人はいません。(いる!?)
曲にはオリジナルのテンポが存在し、それを決定するのは作り出した人(作曲者)に他なりません。
レッスンの中で、曲の早い遅いを決めるのは生徒さんではなく講師です。
曲が弾けるようになる為に、曲を理解し、数えて、慣れて、音楽を感じて習得する。
それが音楽レッスンです。
あ、先生に従わない生徒がダメだという説教じみた話ではないですよ.....。

リズムを感じる。

テンポは数えるものでもありますが、それ以上に感じるものでもあります。
極端に早いテンポや遅いテンポは、数えにくいものです。
特に遅いテンポは、次に来るであろう拍のタイミングを『感じる』事ができないとなりませんので、
とても難しいです。

テンポが遅すぎると弾けないのは、このリズムを感じ取る力が備わってないからです。
早いテンポは割と周りに合わせれば取れる事が多いですが、
遅いテンポはリズムを感じる事ができないと、どんどん前に行ってしまい、結果ずれてしまいます。

リズムは聞いてから弾くと、少なからずタイムラグが発生するので必ず遅くなります。
大切なのは次に来るであろう拍を感じる事。
聞くというよりはまさに『感』です。
次に鳴るであろうスネアドラムや、シンバル、他の楽器のフレーズなど、ここで来るだろうと予測して演奏しています。
生の演奏者と同じ空間で合わせるのは、目で演奏者を確認できますから、とても合わせやすいです。(見ていれば)
一方で録音されたオケなどは目で見れませんので、微妙なタメや極端なリタルダントなど、プロでも合わせるのは大変です。
それでも何度も練習しながら、曲を理解していけばどんどん合わせられるようになってきます。

リズムは『聞く』のではなくて、『感じる』です!

 

リズムの練習方法

リズムの練習方法はいろいろあります。
退屈に感じる基礎練習のようなものや、実際の曲を使ったものなど様々です。
人それぞれですので、これが一番良い!とはなかなか言いづらいのですが、
どんな練習にも必要なのは『メトロノーム』や『リズムマシン』です。
曲に合わせる場合は必要ありません。

私のレッスンでは、クロマチックを使ったフィンガートレーニングをウォーミングアップにやります。
BPMは120。
6弦の1234フレット→5弦の1234フレット→4弦の1234フレット→3弦の1234フレット→2弦の1234フレット→1弦の1234フレット
1フレット上がり→6弦の1234フレット→2弦の1234フレット→3弦の1234フレット......
という、よくやるやつです。
この練習は初心者さんにとっては、効果絶大です。
まずは指を動かす練習。
そして右手を左手のリンク。
少し出来るようになってきたら、右手と左手のフォーム、フィンガリングやピッキングの注意点など、
大切な事がガッチリ詰まっていますので、段階に分けて話していきます。
もちろんウォームアップにも繋がります。
ちょっと弾けるよになってきた方にも、フォームの話や、より効率的な弾き方の話をしますので、
とても役に立っています。

ある程度落ち着いて出来るようになってきたら、リズムを重視してやります。
クリックは4分音符でやりますが、
慣れてきたら、2分音符にします。
弾くテンポは変えませんので、単純にクリックな少なくなります。
ここまで来ると先ほどお話しした、『リズムを感じる、予測する』が出来ないと合わせられません。
結構難しいので、ぜひ挑戦してみてください。

割と頭を真っ白にして、ぼけーっとドンピシャで弾けるようであれば、
もうリズムを感覚的に捉えられていると思いますよ。
一生懸命やるというよりは、リラックスして、いつでも出来るぐらいが良いですね。

 

今日はここまでとします。

また、いづれリズムの話をしてみたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

また次の記事でお会いしましょう!

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