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今話題の【PLEK】を試してステンレスフレットにリフレットした結果….

『リフレット』ってご存知ですか?
リフレットとは、ギターのフレットを交換する事です。

初耳の方は「え!?」と思われるかもしれませんが、
フレットは交換出来ます。
ただ、弦を交換するのとは訳が違いますので、リフレット出来る工房(職人さん)にお願いします。

今回は、私のギターをリフレットに出したお話。
それを元に『リフレット』について書いてみます。
最新技術『PLEK』も試しましたので、一緒にレビューいたします。

最後までお付き合いください。

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今話題の【PLEK】を試してステンレスフレットにリフレットしてみました。

実は、以前もリフレットをした事があります。
今から8年ほど前。

その時にお願いしたのは、東京のFreedom Custom Guitar Researchさん。
知り合いの紹介もありまして、とても良くしていただきました。

今回もフリーダムさんにお願いしようと思ったのですが、
なんとこのタイミングで、リペア受付を一時停止!(2021年2月10現在も停止中)
とても残念ですが、私のスケージュールもありましたので、今回は別に探す事にしました。

ネットを探していますと、
PLEK」を使用して、リフレットをしている工房をいくつか見つけました。
PLEKは、ネット広告などで見た事があり、ちょっと気になっていました。

PLEKってなに??

わかりやすく言うと、ギター診断装置です。
まぁギターのMRIですね。笑
プレック』と読むようです。

と言っても、診断はネックの状態を見るためのもの。(中の配線を見たりするものではありません)
ネックとフレットがどんな状態にあるのかを、機械でスキャンして数値化。
その結果を元にセッティングしていくというものです。
もちろんフレットを削ってセッティングしていきます。

調べてみると、日本でもPLEKを使用している工房は結構あり、
誰でもお願いする事が出来ます。

詳しくはこちら『PLEKとは?』をご覧ください。

 

そして公式さん動画がこちら。

しかし、実際「どうなんだろう?」っと思っちゃいますよね。
私もそうでしたので、いろいろ調べたり、人から聞いたりしました。

とあるギターに詳しい知り合いの方が、
「PLEKは気になっている。でも周りにやった人がいないので正直わからないんだよね。」
と、私が思うのと同じ事を言っていました。

そして、
「 Sleek Eriteという工房さんは、かなりの数をこなしているみたいなので、実績あるみたいだよ」

実は、私も独自に調べて『Sleek Erite』さんのHPを見つけた後でして、
PLEKを試してリフレットするなら、ここの工房さんにお願いしたらどうなのかな?
と悩んでました。

という過程がありまして、
早々に『Sleek Erite』さんに連絡してみました。

 

Sleek Erite。

Sleek Eriteさんは、リペア工房専門という訳ではなく、
機材の代理店などもされています。
担当していただいたのは、代表を務めておられる広瀬さんです。
場所は東京にあります。

もちろん『PLEK』を持っていらっしゃるので、
リフレットだけではなく、PLEKによるリペア、診断なども受付をしています。

連絡は、HPにあったメールで問い合わせしてみました。
すぐに返信がありました。笑(助かります)

今回の記事も、広瀬さんより承諾をいただいております。

 

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今回のオーダー

今回の私のオーダーや希望は以下。

  • ステンレスフレットにリフレット
  • フレットはフリーダム製のスピーディー
  • 予算内に収まる
  • 2月中に完了

というのが、当初の希望でした。

フリーダム製のスピーディーは、以前別のギターにリフレットしており、
とても良いフレットだと実感しておりましたので、今回もこれ一択かなと。

 

フリーダム製フレット
フリーダム製フレットSPEEDY。

メールでやりとりをしていく中で、
交換可能なフレットのリストや、金額など教えていただきました。

今回、リフレットするギターは私がオーダーしたSuhrなのですが、
Suhrの基本セッティングのプリセット?がPLEKで再現出来ますとのお話でした。
すごい!!
私はSuhr使いなので、Suhrに知識がある方は個人的に魅力です。笑

すると交換可能なフレットリストの中に、ジェスカーのエクストラジャンボ『2.99mm』がありました。

これ打てるんだ。。。。。。

このフレット、たぶんシャーベルのガスリーゴーヴァンに付いてるフレットなのではないかと思われます。(憶測です)
以前、シャーベルのゴーヴァンモデルを弾いて、あまりの弾きやすさに驚愕した事があり、
このフレットが付けれるといいなぁと以前よりずっと探していました。
2.99mm(シャーベルのスペックには3.0mmと書いてありますが)
品番、メーカーもわからないので、探せないでいました。

 

*型番わかったので調べたら、普通に売ってました。w

ジェスカー ステンレスフレット エクストラジャンボ

 

 

フリーダム製のフレットがとても良いので悩みに悩みましたが、
今回はこの『ジェスカー エクストラジャンボ2.99mm』を打ってみる事にしました。

 

なぜステンレスフレットがいいのか?

私が思うところは、

  • 音の立ち上がりが早い。(音が出やすいともいう)
  • フレットが汚れない。
  • フレットが汚れないので弦が長持ちする。
  • フレットが汚れないので、フレット磨きをしなく良い。
  • フレットが減りづらい。
  • 結果、ギターとしてバランスがいい状態を保てる。

ステンレスの音が嫌いって方以外は、ステンレスフレットはオススメですよ!

 

修理〜完了まで。

こちらから送ったのが1月25日。
途中連絡が来て、2月6日の時点でリフレットは完了しているとの事でした。
仕事早いです。笑

今回のオーダーは、

  • 弦は09-46
  • 弦高は低め

ぐらいで、あとはお任せしました。

サドルの1、2弦にグラフテックをつけていまして、
必要なら元のサドルに戻しても大丈夫ですと伝えてあります。

 

そして、2月11日に戻って来ました。
リフレットで中17日!
早いですね!

マヨネーズ(メイワンズ)の箱で帰ってきました。

修理完了
修理完了。箱はマヨネーズ。笑

 

修理完了報告と感想など。

とりあえず画像載せていきます。

リフレット画像。
リフレット。EXジャンボ2.99mm。その1。
リフレット画像。
リフレット。EXジャンボ2.99mm。その2。
リフレット画像。
リフレット。EXジャンボ2.99mm。その3。
リフレット画像。
リフレット。EXジャンボ2.99mm。その4。

ナットは、交換しなかったようです。
ちなみにタスクがついてます。

リフレット画像。
リフレット。EXジャンボ2.99mm。その5。
ギター画像。
今回のギター。Suhr(カスタムオーダー)。

仕上がり綺麗です
細かくみましたが、特に気になる箇所もありませんでした。
EXジャンボ、デカイっす。笑
とてもいい感じです。

弦高も程よく低く、しっかり鳴るギリギリといった具合にセッティングされてます。

当たり前にですが、どこもビビりません。笑
ピッチもとても綺麗なので、
レコーディングが多い私にとってとても助かります!
しばらくこっちの出番が多くなるかも?

 

その、ビビリがないセッティングを可能にしているPLEKの検証過程を見てみましょう!

PLEKによる検証結果。

今回、お願いをして、
PLEKの検証画像を送っていただきました。
(広瀬さん、ありがとうございます!)

PLEK
PLEK画像その1。リフレット前。

 

画像その1は、調整前の状態。
上から1弦〜6弦。
左が1f。(fはフレットです)
真ん中の縦線が12f。
黄色は、高いがゆえにビビリや詰まりが発生しているポイント。
私のギターの場合は、17〜18f以降が全ての弦で高い、いわゆる『ハイ起き』が起きているのがわかります。
その他、『3弦の3f』、『2〜4弦の5f』、『4、5弦の7f』、『4弦の10f』も黄色が出てます。

 

ハイ起きって?

ローポジション(1F〜)やミドルポジションなど、トラスロットが効く部分ではなく、
効かない高いポジションのネックが反る(起きている)状態の事だよ。
PLEK
PLEK画像その2。リフレット前。

 

 

リフレット修正後は以下です。

PLEK
PLEK画像その3。リフレット後。
PLEK
PLEK画像その4

これは、凄いですね。
バッチリ綺麗じゃないですか!
すごい機械ですね、PLEKちゃんは。(ちゃん付w)

あ、でもPLEKが最初から最後まで全自動でなんでもやってくれる訳ではありません。
特に今回はリフレットをしているので、リフレットは人がやっています。
PLEKはあくまで機械。
扱う人の技がとても大きいと思います!

 

PLEKするとここが良くなる!

各フレットのバランスがとても良くなる訳ですが、
バランスが良くなるという事は、ピッチも良くなる

ネック反りやオクターブ調整では手が届かなかった領域を調整できるので、
よりバランスの良いピッチ感が手に入ります。

実際弾いてみましたが、私が持っているどのギターよりピッチが良いのが確認出来ます。
これ弾いちゃうと他のギターもPLEKやりたい....と思ってしまいます。

 

ジェスカー エクストラジャンボ2.99mm。

ジェスカーのステンレスフレットは2本目。
1本目は、エアクラフトのAC-5春畑道哉モデルにジェスカーのステンレスフレットを打ちました。
その時は知り合いにやってもらい、ジェスカーのジャンボを打ちましたが、
今回のはEXジャンボなのでより大きいです。

それで今回、ジェスカーのステンレスを打ったわけですが、
ジェスカーフレット......やはり硬い
比べる対象はフリーダム製。
フリーダムはスピーディーしか使った事がありませんが、

  • フリーダムの方が、ステンレスっぽく硬すぎない。
  • 音の立ち上がりは、フリーダム、ジェスカー共に速い。

というのが、私の見解です。

今回、ジェスカーフレットにしたのは、そこを比べたかったのもありました。
しかも今回はPLEK処理もしましたし。

ステンレスフレットにするなら、フリーダムとジェスカーどっちが良いか?

あくまで個人の意見です。

 

ステンレスフレットはフリーダムとジェスカーのどっちが良いですか?

私はフリーダム。(今のところ)

 

ジェスカーはちょっと金属過ぎる感じがしますが、フリーダムの方はそれがあまり気にならない。
私の演奏スタイルは、
ロック、ポピュラー、メタル、ファンク、ブルース、なので、
なんでもいけるカスタム系ギターを求めています。

仮に、超絶技法メタルゴリゴリのみをやるなら、ジェスカーの方がより攻撃的な音が出ていいかもしれませんが、
膨よかなあったかい音も出したいので、ジェスカーほど硬くなくてもいいかなと感じています。
しかし、今回のギターはピックアップがEMG。
何に繋いでもEMGの音しか出ませんので(笑)、EMGにジェスカーが打ってあるギターという事で使っていければと思っています。
EXジャンボをしっかり打っていただけたので、とても満足してますし、
使っていくうちに慣れてくれば、また考えが変わるかもしれませんので、
今のところはフリーダムというで。

Sleek Eriteの広瀬さん。
ありがとうございました!

機会があれば、フリーダムのフレットを打っていただいてPLEK処理も試してみたいですね!

 

まとめ

はい、今回はリフレットと PLEKについてでした。

リフレットやPLEKが気になっている方、
最近ギターの調子が良くない方などの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また次の記事でお会いしましょう

 

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