音楽鑑賞と音楽制作とでは、音の聞き方に違いがあります。
音楽鑑賞用のヘッドホン（イヤホンも）は、低域が強調されていたり、音抜けが極端に良かったりと、
ヘッドホン自体が、独自の音質になっている事があります。
音楽と聞いて楽しむ用途なので、使っている人が気に入っているならそれでいいと思います。
一方音楽制作をする上で、綺麗にカッコよく加工されたヘッドホンでは困ります。
忠実にそのままの音を聞き取り、それをこちらが編集したいが為に使います。
今回は、音楽制作用に使うオススメヘッドホンのお話しです。
音楽制作用のオススメヘッドホン6選！を紹介します！
音楽制作用ヘッドホンもそれぞれ好みがあると思いますが、
ここでは、私独自の切り口でオススメヘッドホンを紹介していきたいと思います！
SHURE SRH840
SM58、SM57で世界的に有名なマイクメーカーSHURE（シュアー）のSRHシリーズ。
音質は、しっかり低音もあり、高音域の確認にも適しています。
トータルでフラットなモニタリングが出来るヘッドホン。
装着もしっかり耳に固定されるので、安定して長時間でも付けていられます。
折り畳みが出来て、ケーブルも取り外し可能なので、持ち運びにも適しています。
プラグの標準→ミニステレオが出来ます。
デザインも私はけっこう好きな形です。
折り畳み部のプラスチックの部分（アームやスライダー部）が壊れやすいとの報告もありますが、
私は問題なく使えています。（あまり折りたたんで持ち運びしませんし）
長く使うとヘッドバンドとイヤーパッドが剥がれてきます。
でもそれはどのヘッドホンでもある事なので、仕方ないかと思います。
ちなみに交換用のイヤーパッドが付属されています。
音楽制作用として、安定したヘッドホンの１つだと思います。
| 音質 | 4.0 |
| 付け心地 | 4.5 |
| 強度 | 3.0 |
| デザイン | 4.0 |
| 総合 | 4.0 |
audio-technica ATHM20X
こちらも老舗のaudio technicaのヘッドホン。
音質はとてもフラットで、高域も低域も聞きやすいので、
どんな音楽にも適しています。
比較的安価なモデルなので、音の高級感、立体感はあまり期待できません。
音で納得出来ない方は、上位モデルが出てますので、そちらを検討されるといいでしょう。
価格に対してのコスパはとても良いヘッドホンだと思います。
折り畳み可能、プラグの標準→ミニステレオ変換出来ます。
スタジオヘッドホンの入門編に適しています。
あ、audio-technicaさんのHPにヘッドホンの解説がわかりやすく載ってますので、
参考に見に行ってみてはいかがでしょうか？
| 音質 | 3.0 |
| 付け心地 | 4.0 |
| 強度 | 3.5 |
| デザイン | 3.5 |
| 総合 | 3.5 |
ポチップ
YAMAHA HPH-MT8
日本が誇る音響メーカー最大手YAMAHA。
YAMAHAプロオーディオのHPHシリーズのMH8。
普通に良い！笑（それがヤマハっぽい）
フラットでいて、どの音域も聞きやすく、楽器がしっかり聞こえる。
ド派手な音ではなく、普通に聞こえる。音楽制作にはもってこいなヘッドホン。
付け心地も良く、長い時間付けていられます。
折り畳みok、ケーブルが抜ける、プラグ標準→ミニステレオも出来ます。
ヘッドバンドがとてもしっかりしているのが好印象です。
デザインがかっこいい！
今のところ、デメリットが見つかりません。
初心者さんにはちょっと高価かもしれませんが、
買って損なしなヘッドホン 。
| 音質 | 4.0 |
| 付け心地 | 4.0 |
| 強度 | 4.0 |
| デザイン | 5.0 |
| 総合 | 4.5 |
SONY MDR-M1ST
こちらも大手SONYさん。
SONYの有名なヘッドホンといえば、MDR-CD900STですが、
今回はあえてMDR-M１STを紹介します。
中域が太く、低音も高音もしっかり聴こえると公式でアナウンスされていますが、
CD900のイメージが強い為か、低域が多いのにちょっと驚きました。
スタジオモニターヘッドホンが硬い音が好まれる中、真逆を行っている感じします。
じゃあCD900使えばいいのでは？と思われますが、
CD900は耳が痛くなり長時間は無理！（なので追加パッド付けて使ってる方が最近多いですよね）
しかも音の分離がありすぎるので、私はMixには向かないと思っています。
CD900STは、レコーディング時のミュージシャン用には最適です。
聞きたい音がしっかり聞き取れるので。
私もCD900持っていますが、レコーディング時はよく使いますし、レコーディングスタジオにも置いてある事が多いのはそこでしょう。
っと話を戻します。
私的には、もう少し硬い音、低音もここまではなくていいかなといった印象です。
でもトータルでみると、とても考えられたヘッドホン なのではないかと思います。
デザインはMDRヘッドホンの見た目がとても良いですね。
CD900に無かった、ケーブルの抜き差しと標準→ミニステレオの変換が可能になってます。
| 音質 | 3.5 |
| 付け心地 | 3.5 |
| 強度 | 4.0 |
| デザイン | 4.0 |
| 総合 | 4.0 |
Focal Listen PRO
フランスの高級音響メーカーFOCAL。
メインはスピーカーのメーカーさんです。
超高級ヘッドホンも出してるメーカーさんでして、
Focalに憧れて買っちゃいました。笑
音質は、とても満足！
低音出過ぎてなくて、バランスが良く、定位が聞き取りやすい。
フラットな印象ですが、すごく音楽的に気持ちよく聴こえるヘッドホン。
ヘッドバンドが柔らかく、曲げても大丈夫！
イヤーパッドはスポンジのような素材なので、剥げてくる心配はないですが、
使っているとボロボロになってくるかも。
赤を基調としたとても見た目がよいヘッドホン。
ケーブル抜き差し、プラグ標準→ミニステレオも可能。
| 音質 | 4.5 |
| 付け心地 | 4.0 |
| 強度 | 4.5 |
| デザイン | 4.5 |
| 総合 | 4.5 |
まとめ
私がおすすめする音楽制作向けヘッドホンでした。
購入を考えている方に参考になれば幸いです。
音の好みは人それぞれ。
自分にあったヘッドホンが見つかるといいですね！
それでは今回はここまで。
また次の記事でお会いしましょう！
ありがとうございました！